木曽駒ヶ岳、宝剣岳 ― 2018年08月15日 17時58分42秒
この山域に入るのは少々敷居が高かった。
駐車場、バス、ロープウェイの大混雑があるからだ。
敷居の高さを取っ払うには、走ってしまえば良いのだ。
最初のプランは、菅の台バスセンター周辺の臨時駐車場から北御所登山口まで走り、そこから木曽駒ケ岳に登り、ロープウェイとバスを使って帰るプラン。
今日は5時頃菅の台駐車場に到着したが、混雑もなくあっさり駐車できてしまった。
チケット購入のための行列もなく、バス待ちの列も少ない。
更に木曽駒ヶ岳方面には青空が見える。
プラン変更!
急いで出発準備をして、バスとロープウェイの往復チケットを購入。
バス待ちの間に色々なプランを考える。
第2のプランは、千畳敷駅→木曽駒ヶ岳→宝剣岳→空木岳→菅の台バスセンター。
復路のチケットは無駄になってしまうが、帰りにロープウェイに並ぶこともない。
並び出して3台目の臨時便バスに乗車。
結構な斜度の登りだ。
ロープウェイの乗り継ぎも、いたってスムーズ。
ロープウェイの中間辺りからは南アルプスや富士山が見えたが、徐々にガスの中に入っていく。
先ずは千畳敷駅から木曽駒ヶ岳を目指す。
登り始めの頃は日差しもあったが、徐々にガスの中に入っていく。
中岳辺りからは霧雨が降ってきた。
僅か40分程で木曽駒ケ岳登頂。
こりゃ登山じゃないな。
2956mにいる実感が全然ない。
山頂で暫くガスが晴れるのを待つが、そんな気配はなし。
そこにTJARの選手2名がやってきた。
山頂に居合わせた人たちと共に拍手で迎える。
雨、風、ガスのため、ここでプラン変更。
第3のプランは、空木岳までの縦走はあきらめ、宝剣岳→極楽平→千畳敷駅。
駅からはロープウェイとバスで帰ることにした。
駒ケ岳からの下りも中岳の巻道を通らず中岳越え。
そして第3プランの核心部、巨大な岩の塊、宝剣岳へと進む。
初めての山でもあり、ガスでどこが山頂か分からない。
何ということだ!
山頂を見逃してスルーしてしまった!
ここは既に山頂の南側にある岩が突出した撮影ポイントだ。
鎖が垂直に垂れている。
こんな鎖場の連続。
左側が切れ落ちている。
雨に濡れた鎖と岩は滑る。
それを心して進むべし。
三ノ沢岳分岐までくれば後は危険箇所なし。
9時のロープウェイにギリギリ間に合って、混雑に巻き込まれることなく菅の台バスセンターに戻ってきた。
残念ながら全く展望は楽しめなかった。
雨だと多少リスクが増えるが、景色が見えなくても岩登りは楽しめるものだ。
いつかリベンジしなければ。
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