八ヶ岳4座ラウンド2017年09月30日 23時59分04秒

趣が異なる4座をラウンドできるなんて、何て贅沢なんだ。
今年は行かずに終わってしまうかと思っていた八ヶ岳だが、秋が訪れてから週末は好天に恵まれているので、行く機会に恵まれた。

八ヶ岳山荘からの悪路を車で走り、やまのこ村に駐車。
暗いうちに駐車場に着いたが、身支度を整えてる間に明るくなりヘッデンは不要。
5時40分出発。
ここからだと登山道入り口までは、ほんのわずかだ。
ピーカン予報のはずだったが、早朝は雲が多め。

南沢から行者小屋を経て阿弥陀岳に向かう。
南沢のせせらぎ、苔むした登山道が心地良い。
冷え込みが厳しく、行者小屋から上部にはところどころに霜柱があった。


中岳のコルに出ると南側の視界が開け、雲海の上に富士山が美しい姿を現した。


ここから阿弥陀岳山頂までが今日の核心部だ。


急登で岩が脆い。
途中、掴んだ岩が掴んだ分だけもぎ取れたのには驚いた。
三点支持しているので、問題なし。

1座目 阿弥陀岳登頂。
360度の展望だ。

写真は北アルプス方面。
北西方面の天気が良く、南東方面が悪い。ちょっと予想が外れた。


暫し絶景を見入って慎重に下山。
次は主峰赤岳。


阿弥陀岳を振り返る。


中岳を越えて、文三郎尾根分岐を過ぎると岩場、鎖場が始まる。
岩場登りを楽しんでいると、あっという間に山頂到着。
2座目 赤岳登頂。

新しい山頂標識が立っていた。
狭い山頂に次々と登山者が来るので、早々に次に向かう。

赤岳を振り返る。


赤岳から横岳までのルートも岩場、鎖場が続き、気が抜けないところ。

中央が横岳、左側が蓼科山。


3座目 横岳登頂。
横岳はほぼスルーに近い状態で4座目を目指す。

大同心にも行ってみたかったが、ルートが良く分からず断念。


もう危険箇所はなし。
硫黄岳山荘から硫黄岳までの登りを走って登ろうとするが、斜度がきつくなったところで走りきれなくなる。

4座目 硫黄岳登頂。
巡ってきた3座を振り返る。


爆裂噴火口


ここは広々とした山頂。
冷たい風が吹いているが、遮るものが何もない。
ケルンの風下に身を寄せて、お昼ごはん。
寒い!

徐々に青空が広がってきた。
山から見る空の深い青はホント綺麗だ。
雲とのコントラストもいい。


4座目下山開始。


赤岳鉱泉から大同心、小同心を振り返る。
ますます良い天気になってきた。


13時50分、無事下山。
4座ラウンドは楽しい。
行って良かった!

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